鍵林製菓の事業

事業内容

無添加煎餅

かた焼き煎餅から切り餅へ

創業当初は日本の煎餅の定番ともいえる、かた焼き煎餅一筋でした。ところが、昭和に入る頃になると輸入菓子が大量に出回るようになり、さらに製菓業大手も台頭。地方の小さな店では太刀打ちできず、深刻な経営不振に陥ってしまいました。その時に始めたのが切り餅作りです。いい米はあるし、水もいい。これを生かしたいと知恵を絞った結果でした

揚げ餅シリーズ

揚げ餅シリーズが人気

その切り餅から、同店が元祖といわれる「揚げ餅」シリーズが誕生しました。もち米をベストな状態で煎餅の素地にするための努力や工夫を重ねました。醤油は、醤油というよりほとんどタレのようなものなっています。使っては新しいものを足し、使っては足しを繰り返し、鍵林ならではの独特な味を生み出すようになったのです。

製造工程

1
 
1日水に浸し、浸漬したもち米を蒸します。湯気がもうもうと立ち昇ります。
2

 
蒸し上がったもち米をつきます。まさにもち肌を想像させるむっちりしたもちが完成。

3
 

職人さんが2人がかりでのします。ここの工程はあまり詳しくはご紹介できません。

4

 
冷やしてカット。カットしたものを乾燥させます。気温や湿度によって調整が必要です。

5

 
揚げられ、醤油で味付けられた後、包装されます。丁寧に一つひとつ箱詰めされます。

揚げ油へのこだわり

こめ油

お米の恵み「こめ油」

当店の揚げ油は、「こめ油」を使用しています。お米100%が原料の新鮮な米ぬかと胚芽から抽出され、玄米1合の米ぬかから、僅か2gしかとることのできない、豊富な栄養素が含まれた希少な油です。熱安定性にも優れているため、酸化しにくく、仕上がりがカラッとするので、お煎餅本来の美味しさをより高めることのできる油です。

匠の技

私ども「鍵林」の煎餅は種類ごとに、一枚ごとに原材料にこだわり、製法にこだわり、郷土色にこだわって、調製いたしております。
主原料であるお米は厳選された国内産米に限定し、醤油・塩・油などの副原料も特製のもの、厳選したもののみを用いております。
製法につきましても風味の良さをなによりも大切と考え、手作りでしか表現できないものは手作りに徹し手間と時間を惜しまず、調製しております。